芦別岳
2008年4月5日〜6日
4月5日(土) 曇り時々小雪
18線川入口発6:30、槙柏と御茶々の最低コル9:30、御茶々岳10:40、北尾根1300m地点C13:00
 18線林道入口から出発。雪が少ないため、当初予定していたスキーはやめて、つぼ足で締まった雪を快適に進む。
槙柏と御茶々の最低コルに荷物をデポし、御茶々まではアイゼンで硬いザラメ状の斜面を慎重に登る。
コルに戻り、夫婦岩を左に眺めながら北尾根を目指す。
雪洞に適度な斜面を1300m地点で見つけ、2時間ぐらいかけて雪洞をせっせこ堀る。
仕上げは、入口にリーダー所蔵の30年物の真紅のツェルトを張り、快適にCとする。

 4月6日(日) 曇り
雪洞6:30、頂上10:30、リサイクルセンター14:00
雪洞のあまりの快適さ(真紅のツェルトのせい?)にまさかの寝坊!
予定よりやや遅く6:30出発。南に向かう尾根は1600m地点まではっきりしているが、東に方向変える位置は霧と風で視界不良にて遠くの視界は利かない。
本峰の西側のコブに一度乗ってから、東に進路を移す。
本谷側とポントナ側の落ち込みを確認しながら慎重に進んでいると、頂上らしき方向からコールが。風と霧の中、空耳にすら聞こえたが、リーダーは「Nだ」と、確信的にコールを返し、歩調を早めた。
頂上に着くと、2時間待っていた個人山行のNさんの笑顔があった。会の仲間っていいなあと実感した出会いだった。
景色を眺めながら、半面山から冬尾根を下り紅葉川沿い林道から車をデポしたリサイクルセンターに戻る。 
御茶々にむかう斜面。
ザラメの意外と硬い斜面。
アイゼンをコツコツ蹴りこむ。
御茶々と槙柏のコル付近から見た芦別方面。
青く光る山並みを見て、
フンフン意気込む。
夫婦岩を左手に見ながら、谷にそって進む。
(夫婦で登る夫婦岩。眺めてみたかったなあ。)
芦別に向かう北尾根1500m付近。
まだ、この辺は尾根がはっきりしている。
北尾根の途中、一瞬、霧が晴れてばっちり見えた登攀ルート
感動の出会いの後、
半面山方向にボードで楽しげに下るNさんをみて、
ボード・・・ちょっともいいかも・・・
と、思ってしまった。