知来岳 (滝ノ沢右股)
2008年7月6日 薄曇

水道施設7:30、180m二股7:40、430m二股9:25、550m二股10:15、知来岳13:30〜45、右股川300m16:45、下山18:10
 
滝ノ沢川沿いに牧場内を通行し、二股道を右に進んで水道施設のある広場に車を置く。
入渓後10分で180m二股に到着。単調な沢を進んで、300m付近まで来るとゴルジュの中に小さな滝が現れる。
果敢な者は泳いで突破、他は左岸を巻いて上部に抜けた。以後は釜を持った小滝が連続する。
430m二股を左に入ると、3m位の滑状の小滝が続き結構面白い。
 550m左股は、頂上直下に岩壁が望まれ沢も狭いので、広そうな右沢にルートをとる。
入口にかかる小滝を超えると、5m程の滑滝が現れる。巻くことも出来ず、しばらく格闘する。結局ショルダーで突破。
700m二股までは4〜5m位の滝が4つ続く。
700mの二股では、左の沢が岩壁帯に阻まれているようなので右に入る。少し進むと3m程の小さな滝があり、上部が小ハングしているので、左岸の草付きを巻く。この上も小規模な岩壁帯だが、小ルンゼを利用して尾根に出る。 
尾根上の藪を漕いで知来岳の頂上を目指す。700m二股の左沢は、岩壁に阻まれることなく尾根に突き上げているのを確認。
1時間強藪漕ぎをすると待望の知来岳の頂上であった。
南西尾根を見ると、一条の刈り分けが。三角点標識設置の為の道と判断して利用する事にした。 
南西尾根の途中から振り返る知来岳は立派な山。滝の沢川右股の全容が、尾根上から見ることができる。
荒削りな道なので、数年で笹に埋もれそうだ。
746mを過ぎ600m付近から、滝の沢川右股左岸359.3m地点へ向かって急な尾根筋に道が続き、古い作業道に続いていた。
枝沢から本流に出て車の所まで戻って来た。

向かって正面の岩稜帯は避け、右側から尾根を目指す。