ポンネアンチシン企画山行

7月12日(日)晴れ


新人からベテランまで11名の大所帯。16時間行動の充実山行。
読図、ルートファインディング、登攀、ブッシュ漕ぎ、懸垂下降、
大所帯の長時間行動と盛りだくさんの要素を訓練できた好ルートであった。



当会では記録の少ない古宇川からの往復ルートを沢合宿として選定した。
渓相は川原がなく灌木が覆いかぶさりゴロタ石が良く滑る典型的な積丹の沢。
770mF5は2段15mでこの沢最大。
F6からF8まで矢継ぎ早に8m前後の滝が現れシャワークライムを楽しませてくれる。
最終水場は1080m。予想通り根曲がりのブッシュに突入し、
もがいて喘いで羆の糞を踏みしめ南西尾根1050m付近に這い上がる。
這い松の尾根に手足の筋力を奪われ精魂尽き果てた頃やっと白い岩峰の頂上に辿り着く。
帰路は3回の懸垂で闇の迫る沢を我慢と忍耐で歩く。

F6 8mの滝