利尻山(西壁左リッジ・東北稜)

2011年4月29日〜5月4日

 西壁を登攀した4月30日と東北稜を登攀した5月3日では、
 コンディションが全く異なり、同じ山でも、全く違う様相に戸惑う。
 東北稜は、2日間にわたる雨と雪でアイスバーンの状態となり、
 斜度は緩いが、まるでロングピッチのアイスクライミングをしているよう。
 山岳会に入らないと、一人では決してできない登山だと思った。

夜明けとともにガスが抜け、西壁に向かう
山頂稜線状で、ローソク岩を背景に
山頂稜線で、強風のためザイルが宙を舞う
天候が下り坂のため、山頂から一気に降り、テントを張る。
ここで、2日間、天候の回復を待つ。
東北稜で印象的な地形の「門」
東北稜を登り終え、ようやく山頂
利尻岳山小屋は、積雪のため今年は2階から出入り
最終日、雲海の中に降りていく
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