十勝岳南西面直登沢・楽古岳北東面直登沢
 
2017年8月11~13日

霧雨の降る十勝岳南西面直登沢。
源頭を過ぎると、濡れた笹の急登を藪漕ぎしながら、纏わりつく雨と強風で、
低体温症になりかけたが十勝岳山頂を踏むことがでた。
初日は楽古山荘駐車場まで戻り、13時間の行程。十勝岳と楽古岳を結ぶ国境稜線から滝雲が乗越してくる悪天候が続いた。
2日目は休養し3日目、天候は回復しないながらも、初日の経験を活かして対策をとり、楽古岳北東面直登沢に臨んだ。
風はやや収まり、霧雨。山頂までは膝丈程の這松が続き、所々に見られた岩場ではナキウサギの声が聞こえていた。
コイボクシュメナシュンベツ川520mあたり
霧雨のなか「日高はいつもこんな天気なんだ」とレジェンド 
3m位の滝直登できず左岸から高巻く
 暖かい日なら泳いで直登したい気分でした
580m 10mの滝 左岸から高巻き
対岸の滝
楽古岳北西面直登沢出合
この沢は右岸壁が外傾して脆く浮き石も多い、
水流はか細くですぐに消え入りそうながら、
1000mを越えて源頭となりました
大文字草がチラチラと咲いていました
山頂直下は膝丈のベビー這松にしがみついて登りました
 ナキウサギのナッキーが鳴いていました
出合から3時間で山頂です 眺望は太平洋が少し見えただけです
   
 
 
 
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