札岳連交流研修会
in山の家「きょうどう」(仁木町)
 
2017年11月18日

研修会のテーマ「熊を知る」
知床アドベンチャーガイド笠井氏を講師に座学とスプレーの実射体験。

座学より
イ.登山者が走って逃げても、ウサインボルト(時速40㎞)よりも速い(時速45km以上)マツコ・デラックス以上の巨体が迫ってくる!逃げてはダメ
ロ.クマ除けの鈴やラジオは、その安心によって登山者の五感を鈍らせるだけ。
ハ.発見したら、距離を保って、笛か掛け声で遠ざける。
二.至近距離なら、相手も勝ち目のない喧嘩は、吹っ掛けてこない。おどおどせず、自分を大きく見せて 、目力と大声で威圧する。
ホ.襲われたら、徹底的に戦う。それがダメなら両足開いて地面に伏せ、両手で後頭部を守る。仰向けにされたら終わり。
へ.知床の熊はおっとりしているが、狭い地域で追いつめられることが多い道南の熊は気性が荒い(?)
ト.スプレーには消費期限があるので、回転率の高いショップで購入。
200㎏程のオス熊の被り物。中身の正体はSyo熊五郎氏
各種頭蓋骨。左の鹿は草食なので全て臼歯。
中央の熊は雑食なので奥歯が臼歯、前歯が犬歯。
右のトドは全てが犬歯
標的をソリに乗せて10mけん引しただけだが、
3秒以内でスプレー発射に至るのは至難の業。
危険を察知したら、即トリガーを引く準備。
 
トップページに戻る。