伏見岳〜ピパイロ岳
2018年6月9~10日

美生ダムから約6km歩くと、林道が完全に寸断され、沢を渡って対岸の伏見小屋に続く道へあがりました。
林道はえぐれたり路肩が崩壊したりと、復旧には大変な時間がかかりそうです。
伏見小屋の水は止められていましたので、近くの沢から水を取ると良いでしょう。
伏見岳を目指す道は果てしない登りで、前日の雨の露払いと汗で山頂に着く頃には、
沢から上がったのかと思うほど全身ずぶ濡れでした。
テントに入ってもプリムスのガスでは中々乾かず、マナスルが恋しくなりました。
夜には雨が雪に変わり、目覚めると薄っすら雪景色。雲海の上に日高の稜線が360度のパノラマ。
日高の稜線を見た事がない青年は静かに感動しているようでした。今回は晴れ男のリーダーの勝利です。
ピパイロ岳までは雪渓をキックステップ。山頂からは、夢駆け巡る日高の山々をじっくり、たっぷり堪能して下山となりました。
心配していたマダニには取りつかれる事もなく終了!
 
トップページに戻る。