風不死岳(大沢コース)~樽前山
2019年4月21日

雪解けが早く、久々の沢登り?と雪渓歩き、快晴の360度パノラマを楽しみながらの稜線歩き。
帰りの大沢は足がハマる、落石あり、もしやクマ?の緊張の連続。
それでも、朝は月が、帰りには夕陽が湖に映り、綺麗に山行が締めくくられました。


人数:3名 天気:晴
大沢入口 5:00 風不死岳 7:30 樽前山 10:15 風不死岳 12:55 大沢下山 14:55

大沢沿いの林道入口に駐車。荒れた林道跡から沢に入る。涸れ沢で雪はなかったが、
次第に水が流れ出し脇に残っている雪を拾って歩けるようになった。
水量は少 ない。550mで7m?の滝にぶつかり左岸を高巻いた。続いて5m?の滝、左岸の雪のついたルンゼを上がると
残置ロープがあった。このあたりでようやく沢も埋まり雪渓登りができるようになった。
750m付近で沢が開け二股となる。左を詰めて 登るうちどんどん斜度がきつくなりピッケル活用。
最後の詰めは立っていて上り口 に雪が少なかったので、直接上がらず右側にあった小尾根に上がった。
するともう 一本沢筋があり、上部にもたっぷり雪がついていた。まばらに生えるブッシュも使 いながら上がりきると
風不死岳頂上直下のコルに出た。ドンピシャリ。ちなみに下 山はこちらの沢筋を下りたが、750m二股を右にとると
この頂上直下に繋がるのがわかった。斜度は大差ない。 山頂で休憩後樽前山往復、ほとんど夏道が出ていた。
天気よく空も澄んでいたの で遠近共に眺望抜群だった。 下山も大沢を使う。その斜度にピッケルを使いながら慎重に降りる。
メンバーのクランポンで雪団子のつきやすさに違いが出た。気温が上がったせいか雪面の踏み 抜きが増えバランス崩したり、
上部からの落石があったり、足元にある岩が転がって落石になったりで、事故の種が散らばっていたように思う。
今山行は沢~雪渓~夏道と変化に富んだ行程で装備についても一考できた山行となった。
 
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